まだまだ暑かった先日の8月25日。
鳴無神社(おとなしじんじゃ)の夏祭りがありました。
夏祭りって言うても盆踊りがあるわけではありません。
ここの夏祭りは神様が楽しむお祭りなのです。
前日の晩は宵祭りがあったそうですが、
それには行けなかったので
25日の午後からあるお祭りへ。
鳴無神社は細長〜い浦ノ内湾の中の海岸沿いにある神社です。
その鳥居は海に向かって立っています。
参道をちゃんと通るためには
海から入って来んといかんわけです。
なぜ、そんな作りなのか?

(↑上の写真2枚は以前撮った鳴無神社の写真です。写真クリックしてみてね)
それはこの神社ができた訳が関係あります。
ちゃかちゃ〜ん♪
神社昔話の始まり始まり〜。
ある日、「現人神・葛城山の一言主神(ひとことぬしのかみ)」が浦ノ内にたどり着き、
里人たちによって一言主神と御船とを担いで
山を越えて玉島に迎えいれたと。
このときの里人のうち13人は社人として
今でも祭典の大事な役目をずっと受け継ぎゆうがやと。
ところが、ここに神社を構えた一言主神やったけんど、
どうにもここが落ち着かんと言いだした。
「石を投げて落ちたところに宮を建てる」と言うて投げた所が
高知市一宮の土佐神社。
今でも土佐神社にはその投げた石(礫石(つぶていし))が残っちゅう。
(石言うてもけっこう大きゅうて、岩のようですよ)
というわけで、鳴無神社は土佐神社の元宮となっちゅうがです。
知らんかったろう〜。
で、年に一回、この一言主神さんが
海を渡って里帰りをするお祭りがこの夏祭りながよ。
昔はちゃんと土佐神社から浦戸湾を通ってこの浦ノ内湾まで
船で船団を作って帰りよったらしいけんど、
ある年、帰りに災害におうてからそれも止まったと。
でも、鳴無神社側では今でもこの船団でパレードするお船遊びは残っちゅうがよ。
ちなみに、この夏祭りも一宮の土佐神社同様、
志那祢(しなね)祭って言うがで。
話が長うなったけんど、
ようはこの一言主神さんが帰ってきて楽しむお祭りながです。
行ってみたら、
神主さんや13人の社人の方々と氏子さんたちによって
社殿の中で大祭の真っ最中。
極彩色の本殿を始め、社殿は国の重要文化財なのですよ。(写真クリックしたら、拡大します)



その間、海では船を連結させて準備。
大漁旗もあがって盛大です。
いよいよ御神輿がでてきました。
船に乗りまーす。
・・・怖そう。
船出です。
船が動く間は太鼓をずっと打ち鳴らしていました。
その後、「御旅所」と呼ばれる場所を
3カ所ほど回ります。

1つめはすぐ向かいの所。
私は2カ所目の所に車を走らせて待機することに。
様子を見ると、
御神輿が乗った船以外も出ていて、
これが神様の「お船遊び」って言われるのかー。
雄壮です。(写真クリックして見てくださいね)
境内にはこの様子を見て藤原家隆朝臣が
詠んだ句もあります。
近くで高校生によるドラゴンカヌーの大会もしよった。
丁度、湾の向かいにある御旅所です。
はいはい、やって来ましたよー。

暑い中、儀式が行われます。
神主さんも汗ダラダラでした。
再び鳴無神社に戻って待ちよったけど、
3カ所目からなかなかもんて来んき、
あきらめて帰りました。
やっと見れた、お船遊び。
暑かったけど、よかったー。
今度は秋にお祭りがあるがです。
このお祭りも見てみたい!
これも変わったお祭りながですよー^^むふふ
【 鳴無神社(おとなしじんじゃ) 】
高知県須崎市浦ノ内東分鳴無
高知県須崎市浦ノ内東分鳴無
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